第一にパレットに積める個数が大幅に増えたことです。段ボールでは1パレットに66個の積載だったのですが、未来樹脂さんの提案するこの再生プラスチックトレーの採用で倍近くの112個の積載になりました。これは当然輸送効率が良く輸送コスト低減に繋がります。
第二に作業効率が大幅に改善されたことです。段ボールの場合は梱包作業に手間がかかるため、作業コストへの負担となります。
しかしこの専用トレーですと、上にマニホールドを乗せ、又その上にトレイを乗せていくだけなので作業が非常に簡単です。その分、梱包要員を減らして別の作業に充てることができます。又、この梱包作業の為に特別なトレーニングを要しないというのも楽な点だと思いますよ。
又、梱包工数が減るだけではなく、同時に納品先においても開封作業が容易になっていると思われ、お客様へのメリットも大きいのではないでしょうか。
第三は作業品質の向上です。梱包現場では同じようなラインが存在するため異品混入の恐れもあります。似たような商品で左右逆を確認しなければならないものもあり、チェックには神経を払います。しかし、この再生プラスチックトレーはそれぞれの商品専用なので異品混入がまずあり得ません。欠品も一目で確認ができます。 |