再生プラスチックで、あらたなバリューを。株式会社 未来樹脂
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三菱電機ロジスティクス株式会社包装課の渡邉さん。今回の再生プラスチックパレット採用をご担当いただきました。社内外の調整だけでなく、実際にパレットの設計なども行われました。

近年では木材消毒(くん蒸)処理規制の対応や森林資源保護の面からも、木材の使用抑制が
進んでいます。各企業が木材使用量の削減に向けて取り組む中で、我々としても急務でした。
しかし、通常の包装使用を減量するだけでは限界があり、そこで木材の代替品を検討すること
になりました。

木材の特性としてまず加工が容易ということがあげられます。パレットの使用現場では切断、
釘打ち、穴あけなどの修理が必要な場合があり、代替品にもこの特性が求められます。
次に材質の特性です。木材は鉄やコンクリートに比べて軽量で取り扱いやすく、その上圧縮強
度はコンクリートの5倍もあります。軽くて丈夫な素材なんです。
最後はコストですね。1m3あたりの単価が安い上、ホームセンターなどで簡単に入手できます。
このように木材は非常に優れた素材なので、代替品を選定するのは非常に困難でした。
段ボールは安価で軽量ですが、重量物を載せた際に強度が持たない。スチールも検討しまし
たが重くて扱いにくく修理も困難。回収してくれる業者も見当たりません。
そんな折、インターネット等でもかなり調べた結果、ようやく再生プラスチックを素材とした板材・ 角材を製造している未来樹脂さんをみつけ、すぐに連絡をとってみました。(未来樹脂さんとの)おつきあいはそこからのスタートです。

どの製品から着手したかというと、やはり数の多いものから手をつければ効果も大きいですの
で、木材パレットで運ぶ商品のうち約5割を占めていた変圧器(電柱に用いる配電用)から実施
をすることにしました。

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