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未来樹脂TOP > 事例紹介 > 大和ハウス工業株式会社+大和リース株式会社
大和リース株式会社 事業推進部の安立さん。再生プラスチックを原材料にするきっかけは安立さんが武蔵野機工のブースに立ち寄られたことから始まりました。
ダイワハウスグループでは以前から屋上緑化システムの開発に取り組んでいましたが、当初の研究ではトレイの素材に発砲スチロールを用いていました。ただしこれは耐久性が悪く、見た目もよくありませんでした。
これに代わる素材はないかと探していた折、展示会の武蔵野機工のブースで、再生プラスチック製の板材「エクサボード」を拝見して、他のメーカーにはないものを感じたわけです。そこで詳しく話をしてみると、「当社なら再生プラスチックでやりますよ」という返事でした。これは面白いと思いましたね。
トレイの開発について苦労したのは我々よりむしろ武蔵野機工さんではないでしょうか?我々は「この仕様を満たすものを作ってください!」というオーダーを出すだけですから(笑)

ちなみにその仕様なんですが、ポイントは「強度」、「重さ」、「コスト」ですね。
強度は言うまでもなく大事な点ですが、それを重さとの兼ね合いでクリアすることが難しい点だと思います。「これだけの軽さでこれだけ丈夫」この課題をクリアすることが我々としては他社製品との差別化に繋がるわけですから。この点、武蔵野機工さんはすごい技術を持っていると思いますよ。
コストについても同じ事が言える訳で、当然他社との価格競争に勝たなければいけないという命題があるわけです 。これも武蔵野機工の低コストで金型と製品をつくる技術に助けられて、1uあたり10,000円という価格が実現できました。
あと、1つのトレイで30、40、50cmの3種類の異なるピッチの折板屋根に設置できるというアイデアと設計はすごいですね。コストダウンにも繋がりますし、在庫の管理も容易です。
安くていいものを作れば必ず人は振り向いてくれると思いますね。実際に展示会の反響も大きなものがあります。
はい。このプロジェクトは平成18年度の「国土交通省住宅・建築関連先導技術開発助成事業」に採択されました。廃出されたPPバンド(押し出し成形材料)をインジェクション成形の緑化トレイの材料にするという点が「住宅等に係る省資源、廃棄物削減に資する技術開発」として認められました。この助成事業に採択されたことが研究開発の後押しとなりましたね。
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