株式会社 未来樹脂 再生プラスチックで、あらたなバリューを。
未来樹脂
お問合せ
リンク
spacer  
TOP 製品情報 循環システム 事例紹介 会社案内 NEWS
未来樹脂TOP > 事例紹介 > 大和ハウス工業株式会社+大和リース株式会社
大和ハウス工業株式会社 総合技術研究所の西部さん。今回のプロジェクトでは主に屋上緑化システムで採用する植物や土壌の研究に携わっています。
この研究開発力も今回の製品化にとって不可欠な要素です。
「ローメンテナンスで生育する」という点が最大の特徴ですね。折板屋根での緑化ですから、人が水やりに行く訳にも行かないですし、余計な管理コストもかかってしまいます。
あと折板屋根の上は温度が高く、そもそも植物の生育にとっては厳しすぎる環境なんです。そういった環境下でローメンテナンスで生育する植物にたどりつくまでは大変でしたね。ツルマンネングサという植物なんですが。
そうなんです。植物を選んだだけではダメで、土壌もローメンテナンスを実現するために重要な役割を果たしています。どういった種類の土をどれくらいの割合で配合するか、この研究も非常に大変でしたよ。
実測の結果では、折板屋根の表面温度でおおよそ20℃くらいの温度低減効果が得られました。
折板屋根緑化は特に施工そのものも困難でしたから、ここの緑化を進めることで今まではなかなか実現できなかった場所でのヒートアイランド対策として期待できると思います。
※グラフは、横軸に時刻、縦軸に温度を示します。
※緑色の線が緑化部の温度で、青色の線が非緑化部の温度です。濃い色は、外気温を示します。
※データは典型的な1日分で2005年5月3日の結果を抽出しました。 
※緑化していない屋根表面に比べて、緑化したほうは最大23℃、日中平均で12.6℃低い結果となりました。

屋根表面温度測定結果
2007年7月24日サーモグラフ撮影
気象データ:奈良、平均気温24.6℃、最高気温32.1℃、湿度64%、快晴

上記のサーモグラフをご覧いただくと、「ecoヤネ」の温度低減効果が一目瞭然でお分かりいただけるかと思います。
「ecoヤネ」未設置の部分は60.1℃まで上昇するのに対し、設置部分は36.1℃に留まっています。

リサイクルシステム導入の経緯
リサイクルシステム導入の効果
1 2 3 4 5